コンテストに合成はあり?それともなし?

Web講座メンバーの方よりこんな記事を送っていただきました。

↓ ↓ ↓

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1601/31/news029.html

 

問題の論点よりも、大喜利状態が結構笑えましたが…

さすがにフェイスブックだなという気がしました。

 

それはともかく、

現在の写真コンテストで、合成禁止はかなり厳しいとは思いますね。

仮に禁止にしても、本当に見抜ける人が何人いるでしょうか?

 

今回の受賞作品は分かりやすく合成という感じだったのですぐにバレたのでしょうが、本当に真剣に合成されたら殆どわかりません。(今回は応募した人が謝罪したそうですが…)

一般のコンテストでそれだけのスキルがないからわかりますが、今後のソフトの開発レベルを考えると全くの素人がやってもわからなくなる可能性も出てきます。

 

そうなると、それを解析する機械が必要になりますね。

 

確かに、未だに合成不可というコンテストは結構あります。

私の審査した経験のあるコンストではこれとは逆のケースがありました。

 

合成だとリークされて、受賞取り消しになった例です。

入賞後に、同じ所属するグループの人からリークされて審査をしなおしてみたら、確かに修正しているということで、受賞取り消しになりました。怖ろしいですね。

 

その作品を見せていただきましたが、はっきりといえますが、修正はしていませんでした

修正したと思われる部分を聞いて確認をしてみましたが、やはり修正はしていませんでした。

 

大袈裟に言うなら冤罪です。

 

その時の審査員は、デジタルをよく知らないフィルムカメラの先生だったそうです。

 

先ず、第一に合成か否かを問題にしだすと、審査時間が相当かかりますし、見抜けないと審査員の目が疑われます。

 

もちろん、

報道写真コンテストは濃度等のレタッチも禁止です。

芸術性を問うているのではなくその瞬間が重要ですから当然といえば当然ですね。

 

合成に関しては、どこまでを合成というのでしょうか?

例えば、フィルムでも多重露光で撮影したら、1枚の写真ではないので、合成?

レタッチで明るさを調整するのも合成に当たるのかもと言って、ビクビクしている人もいます。

これは、修正ではありません。

第一、これを修正というとフィルム時代からプロカメラマンは殆ど修正しています。

 

例えば、ヤラセだったどうですか?

ヤラセかどうかを見分けられますか?

Coffeeをひっくり返した瞬間を撮影した写真があったとしたら、それは偶然かヤラセか分かりますか?

 

一々、これらのことに目くじらを立てるよりも、審美性や作品の持つ内容やイメージに注目して審査をすればいいのではないでしょうか?

 

そういう意味では、写真のコンテストも華道家や書道家、美術評論家や造形家など様々なジャンルの人が審査したほうがいいのではないでしょうか。

審美眼のある人達を応募終了後に、ランダムに集めて審査することが写真の最もいい審査法な気がします。

 

ランダムでないと、事前に順位がある程度決まってしまう可能性がありますからね。

この意味わかりますよね。(^o^)

 

 

オススメです。便利なキャプチャソフト

スクリーンショットに手間取っている方に、朗報です。

その名はSnagit(スナグイット)。

WindowsにもSnipping tool のような無料のソフトもありますが、Snagitは有料なだけに、高機能で簡単です。(Macは英語版のみなので、バンドルされているQuickTimeが便利です)

現在、私がYouTubeの解説動画で使用しているソフトは、テックスミス社のCamtasia studioですが、とても使いやすい動画ソフトです。以前より、テックスミスのサイトには他のソフトがありましたが、余り興味もなかったので見逃していました。

ところが、あるきっかけでSnagitの評判を見てみると、かなりの高評価でした。

現在、購入し使用していますが、かなりの優れものです。添削などでもフル活用しています。

スクリーンショットのみならず、動画でキャプチャもできます。

Snagitなら、画面を撮影&文字や加えてメール送信まで一度で可能です。

これほどの機能がついて、今ならアマゾンで5,000円を切った値段。

しかも、テックスミスはサポートが迅速で丁寧です。

わからないことは質問すると、とても丁寧に教えてくれます。

殆ど直感的操作できるので、質問することは無いかもしれませんが、サポートが万全だと安心できますね。

オススメです。

最近、無料のダウンロードページがありますが、違法ですのでダウンロードしないで下さいね。ダウンロードすることも犯罪です。

 


便利なキャプチャソフト

スクリーンショットに手間取っている方に、朗報です。

その名はSnagit(スナグイット)。

簡単便利で高機能、しかも安い。

現在、私がYouTubeの解説動画で使用しているソフトは、テックスミス社のCamtasia studioですが、とても使いやすい動画ソフトです。以前より、テックスミスのサイトには他のソフトがありましたが、余り興味もなかったので見逃していました。

ところが、あるきっかけでSnagitの評判を見てみると、かなりの高評価でした。

実際にダウンロードして試用してみると、中々の優れものです。

スクリーンショットのみならず、動画でキャプチャもできます。

Snagitなら、画面を撮影&文字や加えてメール送信まで一度で可能です。

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殆ど直感的操作できるので、質問することは無いかもしれませんが、サポートが万全だと安心できますね。

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フォーカス(集中)しよう!

写真だけでは無いと思いますが、成功と失敗を分けるものは何だと思いますか。

教室で講義(それ程、堅苦しくはありませんが)をしている時に、撮影の話をしているのに、カメラも性能や機能を話題にしている人がいます。ライティングの説明をしている時にメーカーや出力を気にしている人がいます。

確かに、必要な情報のひとつではありますが、一番大切なのは、どのように撮影すると、結果はどう写るのかということです。

これは、デジタルかフィルムがいいかということも同じです。

写真としての表現力やクオリティが高いことが写真として大切なのに、これはデジタルだから簡単に撮影できる。フィルムはそんな風には撮れない、だからフィルムで撮ることこそ写真だ、とか今更フィルムなんて時代遅れだと言っている人がいます。

これもナンセンス。

写真は表現にあったクオリティがあればいいので、フィルムかデジタルなどどうでもいい問題です。

まして、古いか新しいかも全く関係ありません。

写真は写真なので、デジタル・フィルムどちらもありなのです。

そして、いずれにしてもそのメディア(フィルム・デジタル)を活かした最高品位の作品を制作すればいいのです。

新旧は常に比較されますが、どちらでもいいのです。

好きな方を極めてください。大切なのは何を使ったかではなく、どのような作品であるかです。

現在は、写真もコンテンポラリーARTとして、認知されてきてデジタル作品も高額で取引されていますし、銀塩フィルムで撮影されてた作品も例外ではありません。確かなのは作品の良し悪しです。

このように写真の本質を忘れている事こそ問題なのです。

レタッチもそうです。一生懸命ソフトの機能や使い方を調べて学んだだけでは、写真は綺麗に仕上げることが出来ません。

どうしたら自然に豊かな階調を出せるのか実際の現場でよく見て、イメージを高めて作品に活かしていくためのスキルが大切なのです。Web講座はそのために開講しました。

つまり、写真というものは結果が全てということです。その結果を導き出すためにフォーカス(集中)することが大切です。

一点集中が成功の秘訣であると、気づかせてくれた本を紹介します。エッセンシャル思考という本です。

この本で一点集中することの大切さを再認識しましょう。

 


写真のスキルアップとWeb講座の意味

皆さんはエル・ブジという名前のレストランをご存知でしょうか。

スペインにある世界一予約の取れないレストランだそうです。

一日に50人のお客様しか受け入れずに、一年のうちに半年のみ営業。残り半年は閉店し料理の研究をしているレストランだそうです。

今年、お店を閉店して研究所にする予定だそうです。(もう出来てるかもしれませんが…)

何故、このような営業形態なのでしょうか。

それは、クオリティを優先しているからだそうです。

世の中には多数が成功というイメージが有ると思います。

量は質を超えるのか。

質が重要で量は重要ではないのか。

写真は量を撮ることで内容がよくなる。という発想がありますが、果たして本当でしょうか。

私の写真学校での生活は毎日フィルム3本を撮影して、帰宅して現像、プリントを日課にしました。4×5になってからは週に3箱程度撮影をしました。

デジタル全盛の現代ではそれほどの枚数ではありません。

しかし、フィルムの場合は、撮影をして、帰宅してフィルムをリールに巻き取り、

現像液の温度を調整して、現像・停止・定着、そして水洗全て完了するまでに準備から初めて2時間はかかります。

その後フィルム乾燥してスリーブ状にカットするまでに1時間程度かかり、印画紙現像液を作成して、すべての液を適正温度に調整してプリント終了までに最低3時間程度要します。

それを乾燥する時間を含めて1~2時間程度。

よって、合計で7時間はかかる計算になります。

7時頃から初めて深夜2時頃迄かかります。

1年間これをほぼ毎日続けました。

とても有意義な時間であると同時に、現像やプリントのスキルアップには本当に役立ったと思っております。

しかし、同じ方法がいいとは思いませんし、必要ないと思っております。

現在はデジタルカメラで撮影してプリントまでに、せいぜいかかって2時間です。

平均時間は1時間程度です。

一回の撮影で50枚を超えることも、ほぼありません。

そんな少ない枚数で作品が出来るのか、と言われます。

作品の質が良いか悪いかは別にして、多種多様な撮影とプリントがスキルアップできるかといえば、甚だ疑問です。

それならば、ひとつの作品をじっくり時間をかけて仕上げていくという方がスキルアップするのではないか。

という発想でデジタルになってから取り組んだ結果、多くの技法やスキルが上がっていきました。

私の講座では、他の技術解説書にはない手法が沢山あります。

これはすべて実証により導き出したものです。

実証とは何か。

それは、フィルム時代にこだわったフィルム現像とプリントとの関連性をデジタル処理に照らし合わせて分析して、ツールを組み合わせて銀塩写真に匹敵する(それ以上)クオリティを表現するという意味です。

まさに、研究を繰り返して実証し、その結果を皆さんに伝授しているわけです。

この方法は年々進化しています。時には技術そのものを見なおしたり、新しいソフトを利用した方法で仕上げたりします。

デジタルは技術革新が日々行われており、今までは表現できなかった領域が、新しいソフトによって簡単に実現できることもあります。

ただ、そのソフトはあくまで料理で言う調味料のようなものです。

アクセントにはなっても入れすぎたり、少なすぎたりすると無味乾燥な作品になり、バランスの悪い味の作品になってしまいます。

この技術は、料理で言う素材の扱い方、調味料、火加減ということでしょうか。

一例を言いますと、Photoshopの範囲選択はほぼ使用しませんし、焼き込み、覆い焼きはしますが、焼きこみや覆い焼きツールは使用しません。

これは、デジタル的にはOKでしょうが、写真表現的にはNGだからです。

写真の仕上げは感覚が最優先です。

人は殆ど感性で物事の善し悪しを判断しています。

そこに理論があるのですが、まずは感性優先の方法が大切になります。

この技術・感性を磨いていただくのがWeb写真講座です。

Webの利点は動画を何度も繰り返して見ることが出来る点です。

人は話を聞く途中でわからない言葉があると、そこに意識が集中してしまい。

その後の話を理解できなくなります。

理解できないうちに話が終わってしまいます。

つまり、わからないまま進んでしまう。

たとえ、その場で分かったとしても、帰宅して時間が経ってからでは内容が曖昧になりメモを見ても思い出せない、ということがしばしばあります。

その点で動画はなんどでも見ることが可能です。

ただし、レスポンスが悪いのが欠点です。聞きたくてもすぐに聞けない。

実はこれもそれほどデメリットではありません。

わからないと思っていても何回か見ているうちに分かる時(ほとんど)があるのです。

それでも分からない時は、メールで質問が出来ます。

しかも、その内容によっては動画での回答もあります。

これによって、スキルアップします。更にはプリントの添削もあります。

この添削によって、仕上げのワンポイントレッスンが受けられます。

この繰り返してレベルアップしないわけがありませんね。

実際に、現在受講されている方々は、講座が進むにつれて作品仕上げのスキルがみるみるアップしていっています。

 

最後に、よくある質問ですが、メルマガ登録会員にのみ案内せずに何故広く募集しないのか、ということです。

実際にホームページにもWeb講座のコーナーはありますが、パスワードがかかっていて会員以外に見ることは出来ません。

Web講座の金額も内容も記載されてません。

強いて言えばyou tubeに募集期間のみ動画が配信されているだけです。

金額も出ていません。

これは、本当に当サイトの趣旨に賛同している方のみ限定したいとの思いからです。

人が集まれば誰でもいいというのではありません。

当サイトの写真に対する理念に共感していただいた方、つまりメルマガ会員の方にこそレベルアップしていただきたいのです。

とりあえず集めて一度でおしまい。

という講座ではなく、写真表現の極みを目指していただきたい、そのためには限定したメンバー募集、人数制限が必要になります。

多くのスタッフを抱えて、多くの受講生を集めるという方法では儲けは出るでしょうが、受講された方々は使い捨てされた感覚になるはずです。

時に厳しく感じることがあるかもしれませんが、極みを目指すなら覚悟が必要です。

高い山を制覇するためには、時に辛い時や、息苦しいときがあるかもしれませんが、全力で応援をいたします。

そして、頂点を極め雲の上まで上り詰めれば、そこには快晴しかありません。

講座募集は、私自身が指導できる限界が来たら終了になります。

ぜひ、この機会をお見逃しなくご参加ください。

 

 

 

貪欲に行こう

皆さんは「啐啄同時」という言葉を御存知ですか。

↓ ↓ ↓

http://www.eonet.ne.jp/~jinnouji/page9/houwa/page178.htm

折にふれて、何度も述べているので、知っている人も多いとは思いますが、今回は物事を修得するための秘訣です。

写真のみならず、ひとつの趣味を極めようとすれば、努力は欠かせません。

独学という言葉があります。これは先達者の指導を仰ぐこと無く、独力で習熟しようと学習すること(Wikipedia)ですが、正直にいうと、この方法はある程度のスキルを身につけてから行うことが大切です。

全くの初心者が独学で、写真を学ぶ(学ぶという感じではありませんが…)時に、誤った情報と正しい情報が分からずに混乱してしまう。もしくは、繰り返し同じ失敗を続けてしまうことが多くなります。

この状態を続けていると、才能が無いと勘違いして諦めてしまうことにもなりかねません。

まずは、写真の技量と知識を持った人に師事し、徹底的に指導を仰ぐことが写真上達の早道です。

ただし、受け身ではいけません。

徹底的に師事した内容を形(写真)にして表現することが肝心で、ただ聞いてわかったつもりになっているだけでは、分かったとは言いません。

そして、態度も重要です。弟子(生徒)は師事する態度が大切で、指導される力がなければなりません。

指導者には指導する力がなければなりませんが、指導を受ける人は、指導される力がなければならないのです。

指導された内容を聞いていて、言い訳をする。写真を撮らない。実践しない。自分で検証をせずに、すぐに質問する等、積極性がない態度では、どんな優れた指導者についても、成果を得ることは出来ないのです。

つまり、指導者をリスペクトして、貪欲に指導を受ける。この態度が大切です。

どんなに良い環境であっても、その環境に感謝せずに、不満を持ちながら餌を口に運んでくれるのを待っている雛のようでは成長は望めませんし、独学できるレベルにもなりません。

マンネリや成長を阻む殻を破るためには、啐啄同時の精神でいきましょう。

そのような逞しい弟子(生徒)であれば、師匠(先生・先輩などの先達者)は必ず応えてくれるはずです。もし、面倒臭いという態度をとる師匠であれば、師事を仰ぐ必要のない人です。

そのぐらい、師弟関係は真剣でなければなりません。

楽しむということ

今回は、以前ブログでコメントした内容の補足的な意味合いでのブログです。

内容が重複している部分もありますが、

再認識するという意味でお読みいただければ幸いです。

 

最近のスポーツなどで「楽しみたいと思います」

というコメントが多くなっていることに気がついていますか?

オリンピックで楽しむとは言語道断だ。

国費を使って参加するのに、楽しむのでは困る。

勝ちに行けとのコメントをして避難を浴びた文化人がいますが、

この人はスポーツをしたことが無いんだと思います。

つまり、イメージ力が足りない。

 以前にもコメントしましたが、

その言葉の真意を考えずに、選手の立場になって

考える力が不足しているのだと思います。

 想像力のない人は創造力のない人とも言えます。

洒落じゃありませんよ。

 ところで、この楽しむという言葉

オリンピックに参加する選手は、言われなくとも

どれほど日本の期待を背負っているかわかりません。

その精神状態といったら、できれば辞めたいとさえ

思っている人もいるはずです。

期待に応えなければ、という気持ちと

自分の実力を発揮しなければ

という気持ちが常にあって

とても、平常心ではいられない筈です。

そんな状態だからこそ、リラックスして

いつものように行動できる状態に

するという気持ちから

「楽しみたい」という言葉が出てくるのです。

逆に言うと楽しめる状態では無いからこそ

楽しみたいという言葉がでるのです。

 

写真の仕上げに関してもそうです。

写真の仕上げは、とてもストレスの掛かる作業です。

ましてや、最初は全くうまくいかない。

こんな時の精神状態は、自暴自棄になったり

イライラしたりするのは当然です。

だからこそ、好きで始めた写真の感動や楽しさを

再認識して楽しむという気持ちにするのです。

これが、リラックスした状態を誘導して

長時間の作業にも耐えるスキルが身につくのです。

そして、スキルアップすると

逆に時間はかからなくなる。

これによって、本当に楽しいと思える

珠玉の時間、三昧の境地になるのです。

 ということですので、

みなさんも楽しんでください。

イメージ力とは

皆さんはイメージ力についてどう思いますか?

作品をイメージを持って作成する。

撮った原版をみて、色々と仕上げているうちに

イメージが湧いてきて作品になっていく。

撮っても、仕上げてもイメージが湧かない。

撮ったらたまたま作品としての雰囲気があった。など

色々とあると思います。

実はイメージ力とは

毎日どう思っているか。

ということに密接に関係しています。

よく妄想するという人がいますが

これもイメージ力です。

イメージとは、まさにこれなんです。

この日常のイメージ力が作品制作へと

繋がってきます。

なんとなく、

こんな感じでいるとき、

人は悪い方に

イメージが湧いてきます。

これが自然です。

写真を撮りに行ったら

雨が降ってきた。

これじゃ濡れちゃうし

写真は撮れないな…

こう思った瞬間、イメージが減退し始めます。

当然、現地についた時に

いい被写体を探す眼(力)がなくなっています。

当然の結果として、

いい作品を撮ることは不可能です。

ちなみに、

レタッチや仕上げの技術をもっている人は

被写体を見た時に仕上げのイメージも同時に

出来上がっています。

ですから、撮影は逆算した結果といえます。

これは、どんなジャンルでも一緒です。

イメージ力なくして結果は無い。

肝に銘じましょう。

余談ですが、

解説動画を見た時の人の反応で

イメージ力が分かります。

動画が長い

動画が早すぎてついてけない

多すぎて見るのが大変だ

 

これって、

イメージ力が不足していますね。

多くの動画を作成するときの時間は

録画時間の数倍かかります。

例えて言うなら

私の作る5分程度の動画は

動画作成のスキルがあっても

2時間は確実にかかります。

タイトルを入れたり、

間に矢印コメントなど

何度も見返して

皆様に分かりやすい動画をと

心がけて作成し、

無料で提供しています。

 

どういう意味かわかりますか?

 

楽しみましょうと言っているときは

楽しめないぐらい大変だから言っているのです。

 

以上の言葉が分かる方はイメージ力が高い方です。

おめでとうございます。

 

 

 

モチベーションの意味

 モチベーションとは「やる氣」のことですが、最近になって、特にモチベーションを上げる方法、成功するために目標を明確にする方法などが各方面で記述されていますが、本来好きなことにモチベーションなど必要はありません。

なぜなら、好きな事をしているときは、それに没頭していてモチベーションなど意識することもないからです。これを、日本では「三昧(ざんまい)の境地」といっています。実はこの境地、最も気持ちがいいのです。この気持ちよさは他に例えようがなく、人が感じる快楽の最上級レベルと言われています。スポーツで最近言われるようになった「ゾーンに入っている」という状態が、まさにそれです。

 ところが、趣味の世界であっても悩む人がが多く、中には悩むことが趣味(?)のような人もいます。結局、やる氣とは懸命に熱意を持って取り組むことであり、技術や方法論ではないはず、しかしながら、思ったようにうまく作品ができない時や、デジタルで言えばレタッチが思うようにできないと、モチベーションが低下して、ドンドン悪循環に陥ってしまうことがあります。

 例えば、健康な人はどうしたら健康になるかを考えない。なぜなら健康であるのに健康を気にする必要がなく、むしろ気にすることで健康を害することが多い。つまり、健康になることを意識するという事と同時に、不健康なことに意識を集中してしまうからです。

 写真だけでなく、すべての意味で理想の実現を可能にするのはイメージ力です。常にうまくいっている自己像をイメージし続けることで、思い通りになります。これは、私自身実証済みですから、ぜひとも実践してみてください。

 もちろん、イメージだけで何も努力をしなければ実現するはずはないので、積極的に行動することが肝心です。撮影であればドンドン写真を撮りに行く、レタッチであれば試行錯誤を徹底的に繰り返し、分からなければ、本やネットで調べたり、理解できている友人に聞いてみる、写真教室で講師に質問してみるなど、色々あるはずです。

 積極的に行動している人は成功への磁力が生じてきます。この磁力を発することでイメージが更に明確に形作られていきます。ぜひとも実践して見てください。

 最後に繰り返しになりますが、出来ている自分を確実にイメージしてからことにあたってください。決して中途半端な気持ちで行動しても結果はついてきません。

 皆さんがドンドンいい作品を撮れるための動画やブログでこれからもコメントしていきますので、ともに楽しみながら成長しましょう。

 

氣力の充実!

氣力の充実というタイトルを見て、旧仮名使いを使っているから老人か?

と思われた方もいるかも知れませんが、私は、まだ老人の域には達していない53歳(今年の大晦日で54ですが…)です。

実はこの氣という文字を使ったのには意味があります。氣と気は発音は同じですが、意味が違うのだそうです。四方八方にあまねく広がる米を表すのが本来の氣であって、メは氣を留めることを表すので本来の使い方ではないとのことです。これは最近読んだ「氣の呼吸法」(藤平光一著)に書いてありました。よって、氣力はこの文字が最もふさわしいですね。

ところで、私が20代前半の頃、勤めていた会社の社長にこう言われました。「今は元気のようだけど、30代になるとガクッと体力が落ちるから、気をつけろ」

と、その後30代・40代・そして、今でもその時々の人生の先輩(年長者という意味です)から同じフレーズを言われます。

どうなんでしょうか?

人は50歳で老けこむ人もいるし、70歳でも元氣な人もいる。

その違いは、どこにあるのでしょうか?

今まで何事も無く元氣だったひとが、人間ドックに行って、診断結果を聞いた途端に急に病人(らしく)になる。

逆もまた真なりで、今まで病気だろうと思って心配になり、病院に行って診察を受けたら、なんでもありませんよ。と言われたらその瞬間から健康体のように生気が蘇る。結局、人は自分自身で病気になったり、元氣になったりしているんじゃないかと思う。

最近になって思う。

人は生きている限りは生きている。生きているうちに死ぬことを考えても意味が無い、死ぬことを心配して、生きることに不如意になっていたら、それは生きているとはいえないんじゃないか。

これは、元氣だからそう言えるんだ、という人も多い。

全くそのとおり、今、本当に私は元氣だし、今後も元氣に決まっている。

みんなそう思って生きていれば、元氣になれるのに、MOTTAINAI

独り言でした…

工場夜景の美しさ

12月ともなると、イルミネーションが盛んになり、美しい情景に感動することが多いですね。色とりどりの世界は実に美しく、本当に癒されます。夜に煌めく光のモニュメントは、しばし別世界にいるような錯覚を覚えるほど感動的ですが、不思議な事に全く対局にある工業地帯の夜景も素晴らしいんです。工業地帯は見せるための光でなく、安全のために設置された光源なんですが、工場から吐き出される煙と相まってSFのような世界観を生み出しています。まだ、撮影したことの無い方は是非、チャレンジしてみてください。ただし、敷地内は進入禁止です。夢中になると敷地内だった、ということがないように撮影にはくれぐれもご注意ください。

今回は、解説動画でなく京浜工業地帯のイメージフィルムを作ってみました。