皆さんはコマフォト(コマーシャルフォト)という雑誌をご存知でしょうか。
大きな書店にはありますが、あまり一般的ではないのでご存じない方もいると思いますが、私が学生時代は毎月目を通していた雑誌です。
ということは40年以上続いている雑誌ですね〜(笑)
もちろん、広告関連の写真雑誌ですが、この雑誌の印刷のクオリティは半端なく美しい。
当時は、家庭画報とコマーシャルフォトは印刷のクオリティの高さから広告写真家を目指す生徒は必ずチェックしていました。
専門的な内容ですから毎月購読する必要はないでしょうが、面白い特集記事があったのでご紹介します。
それは、「白バックの極意」です。
ライティングに興味のある方は、この本は面白くおすすめです。
使っている機材はかなり高価なものを使っていますが、一般的なストロボでも十分活用できますし、ハレ切りや、黒幕などの置き方なども図説されています。
スティル・ライフイメージング(98頁)では、スプラッシュ(水しぶき)撮影の舞台裏も紹介されています。
プロの現場を見ることのできる機会はないでしょうから、参考になると思いますよ。
あとは、この本でイメージして少ない機材でどうするかを考えるのも楽しいですね。
ちなみに、記事の中にあるHMIとは定常光ライティングできる装置のことで、太陽光発電ように明る光を当てることができるかなり高価な設備なので、貸しスタジオでなければ使用することは出来ません。(ストロボだけでなくこういう設備も増えてきたんですね〜)