最近のストロボ市場は価格が異常とも言えるほど安くなってきましたね。
これは中国製の製品が多く出回っていることもありますが、今まで2万円相当する商品でしたが、今では3,199円というストロボまであります。しかも驚いたことに純正ストロボと同じようなオート機能をもたせたストロボです。
今回皆様に紹介するストロボはそれとは全く異なるジャンルのストロボです。
まず、ストロボはマニュアルが基本です。
これは私のYou Tube動画をご覧になっている方はお分かりだと思いますが、ストロボはオートだと一般的なストロボにはいいのですが、クリエイティブな使い方をしようとする実に不便です。ではクリエイティブとは何かということですが、日中シンクロ疑似夜景や多重露光での多灯ライティング等です。
もちろん、花を白バックで撮影する。黒バックで撮影するときに光の量を自在にコントロールできるマニュアルストロボは光量を指定できるのでとても便利になります。
マニュアルといえば、パワーレシオですが、光量を1/2 1/4 1/8 1/16 1/32 1/64 1/128とコントロールすることで絞りや距離に合わせた光を当てることができます。
ところが、ほとんどのストロボは、この設定はデジタル表示によって奥にしまい込まれています。つまり、呼び出して使う必要があるのです。
もう一つは大きさです。
ストロボはかなり大きくなり、バックに入れるにしてもレンズ一本分近く容量を取りますから、使用頻度を考えると持ち運びすることが、面倒になりがちです。
そこで、今回ご紹介するニッシンというメーカーのストロボですが、以上の2点を考慮に入れると理想的なストロボになります。
先ずはマニュアルはダイヤル表示ですから、簡単に設定できます。
更に大きさ、この点でも通常のストロボの半分程度、当然重さも軽くなります。
以上の点を考慮に入れるとマニュアルを基本にする使い方なら最も素晴らしいストロボと言えますね。
メーカーも日本製で安心ですし、歴史もあるメーカーです。
尚、ストロボは延長コードをセットすることで利用価値が高まりますから、ぜひ延長コードも同時に揃えてください。
大きさの比較で見てもこのサイズは魅力的です。
しかも決して発光量も少なくありません。通常のストロボと同じです。
商品リンクは上段がキャノン用
下段はニコン用ですが、他メーカーも用意されています。
ニッシンデジタルi40で検索すると出てきます。
アマゾンで購入できます。
尚、オフカメラシューコード(延長コード)はメーカーごとに違いますので、よく確認してからご購入ください。
価格も長さで違います。
少し離して使える3.6mのほうがいいです。
通常、1.8m程度のものが多いのですが、かなり無理して引っ張ってということなので、実際にはあまり離せませんし、うかつに引っ張ると三脚に設置しているカメラごと倒す可能性もあります。
実際に、何度か目撃しています。
注)アマゾンの商品リンクページにニコンの記載がありましたが、ミノルタ用の商品ページになっておりました。
訂正してニコンの延長コードを添付しました。(7月15日修正済み)
ご迷惑をおかけしました。