構図を極めようとするには知識よりも感性が大切ですが、感性は一朝一夕で身につくものではありません。
逆説的に感じるかもしれませんが、知識や技術を徹底的に吸収することが感性を磨くために必要なのです。
中途半端ではいけません。
徹底的に知識を得る、そして即時実行する。
インプット(知識)を1とすれば、アウトプット(撮影)10は必要です。
インプット(知識)なく撮影するのは、無駄が多く疲れが蓄積するだけで最終的にはモチベーション(やる気)が低下してきます。
アウトプット(撮影)せずに、余計な知識ばかり増やしても頭でっかちの写真情報オタクになるだけです。
例えて言えば、回折現象の知識があるために、絞り過ぎたら解像度が低下するのではないかと心配になり、絞り不足でピントの甘い写真をとっている人や、回折現象も知らずに、やたらと絞ってブレブレの写真をとっている人も同様です。
なんで絞っているのかと聞けば遠いから???
知り合いの自称セミプロから聞いた???
ナンセンスです。
写真は研究と実験の芸術です。知識を得たら実証してみることが大切です。インプットしたら即時アウトプットする行動力が大切です。
高名な経営者が行った言葉が印象に残っています。
この星は行動の星だ。得た知識を蓄えているだけでは、その知識は腐って使い物にならなくなると、至言です。
まさに知識は行動によって裏付けされて本当の知識となるのです。
一流の情報に接して、それを元に行動する。
最近素晴らしい書籍が出ました。以前ご紹介しましたマイケル・フリーマンの最新刊2冊と入門編「デジタルフォトグラフィ」をご紹介します。
これから本格的にという方は、「デジタルフォトグラフィ」
中級レベルの方は新刊2冊がお勧めです。
どんな素晴らしい本であっても、読むだけでなく行動しないと意味がありません。
構図に関する動画もアップしました。御覧ください。
Do it now! がんばりましょう!!