あえて厳しいタイトルにしましたが、このタイトル否定的な意味ではありません。
実は、最近の齢を重ねた方のパワーに驚きを感じているという意味です。
少し前までは、80歳といえば完全なご隠居(失礼)でしたが、今の80歳はバリバリ現役な方が沢山いらっしゃいます。実際、当サイトで開講しているWeb講座でも、なんと御年83歳(教室では87歳が最高齢)の方がいらっしゃいます。しかも、かなり優秀です。相当な努力をされているのだと推察されます。なにより凄いのは、努力できる氣力が充実しているということです。私の尊敬する哲学者は90歳をすぎても講演を行い、人々を指導しておりました。年齢による体力低下は致し方ないものですが、氣力だけは年齢とは関係ない、そう思わせる人々が沢山いらっしゃいます。
もし、年齢のせいにしたくなったら、こういった方々を思い出してください。
ある本にこう書いてありました。人は年齢を演じているのだと、今の若者は今の若者らしく、病人は病人らしく、老人は老人らしく演じているのだと。
余談になりますが、こんな光景を以前見ました。病院の待合室で待っている患者が、隣の人と雑談をしていました。とても元気に、屈託のない笑顔で雑談に花を咲かせていました。声にも張りがあり、身振り手振りを交えて、それこそ全く病気を感じさせない程です。すると、院内にアナウンスがあり、名前が呼ばれたその人は、急に顔色が変わり、如何にも具合が悪そうに診察室に入って行きました。正直びっくりしました。その後、病院に行った際は(ほとんど行くことがありませんが、過去8年で1回だけ)待合室の患者を観察していますと、多かれ少なかれ病人を演じている人が結構います。
余談が長くなりましたが、要は、現在の自分は、自分自身が決めた結果の姿だということです。自信のある人は、自信あるように振る舞い、自信のない人は、まさに自信無さげに振舞っている。
大成功を収めている著名な経営者の方がこういっています。
人生うまくいきたかったら、人を心から褒めなさい。そして、自分をもっと褒めなさい。
至言です。
自分を卑下せず、人も認める。この姿勢こそ、大袈裟に言うと人生を楽に生きるキーワードだと思います。
教室やWeb講座で、ご縁を頂いた方のお陰で、多くの方の、心の姿勢と結果を見ていると、本当に身にしみて実感をする毎日です。
写真は進化する芸術です。時代とともに変化をし、批判・否定されても時代によって、常に新しく生まれ変わっていきます。だからこそ、柔軟な姿勢が問われます。これが、脳の活性化に良いと言われています。
是非、皆さんも氣力溢れて、楽しみながら、最高の趣味である写真を極める努力(悦楽)を体験してみませんか。
最後にひとこと、写真を始める(極める)のに遅すぎるということはありません。写真を始めたい(極めたい)と思った時が、BESTなタイミングです。