オリジナル表現はプリントには適しているが、汎用パソコンでは色再現が忠実であるよりも美しさを重視しているので、Webに合わせた明るい見やすい画像が好まれます。
現在のように、インターネットが普及してきて写真の表現方法も多彩になりました。
写真を趣味にしているという方の中には、プリントしたことのない方も多く見られるようになり、SNSなどで写真を公開・共有することで楽しむスタイルも、ひとつの写真表現になってきました。この風潮を、とやかくいう気はありません。
写真は元々趣味のものですから、どのような媒体を使用して表現しても構いません。
ところで、当サイトの作品は、これらの表現とは違い、プリントを主たる目的にしています。
よって、アップする作品もプリントする原版を掲載しております。
インターネット向きの作品をアップするなら、明るく彩度の高めの方がいいでしょうが、最終表現をプリントとする本格的な写真を目指す人には、オリジナルに近い形で表現したいとの意図からです。
余談ですが、オリジナルはサイズが大きすぎてネットでアップできないのでやむを得ず縮小画像となっており、プリントには適していませんし、
著作物の無断使用、プリントも著作権の侵害になります。ご注意ください。
このような現代においても、
写真家の作品の価値はオリジナルプリントにあって、ドイツのアンドレアス・グルスキーの作品が3億円という高値でオークションされたのは巨大プリントで少数制作であるからです。
何枚もプリントされたり、小さいプリントでは、その価値は出ません。
ということで、当サイトはこのような意味合いで作品掲載をしております。