撮影の心得

光る霧
光る霧

写真撮影していると色々なことがありますね。たとえば、フィルターを忘れた、設定モードを間違えた、コントラストが不足している早朝撮影にもかかわらずAFモードにしてあったためにピントが合わずに、結局シャッターチャンスを逃した。フィルムの人などでは、必死に撮影したにもかかわらずフィルムが入っていなかった等、失敗は枚挙にいとまがありません。

そんな時に大切になるのは、リセットすること。

多くの人は、その日の最初の失敗経験(大概ミスは最初に起きるのです)を引きずることで、失敗の呪縛から抜けられずに撮影を終えてしまします。

たとえ一度のミスやシャッターチャンスを逃しても、頭を切り替えて次に撮影に集中すると、最終的にはチャンスをものに出来ます。

一度の撮影で、何度もチャンスを捉えられることのほうが稀で、何度かのチャンスを逃して、最後にいい作品が出来ることもたくさんあります。

最後の瞬間まで諦めないという姿勢が必要なのと、最初に上手くいっても、そこがBESTであるとは限らないということです。

つまり、撮影は終わってみるまではわからないもの。

上手くいっても奢らない、失敗してもヘコタレない。

この姿勢が大切ですね。

そして何より大切なのは、必ず一枚は良い作品が出来るという自己イメージです。

意思は努力が必要ですが、イメージは努力が不要です。

出来る自分をイメージしましょう。