随分と大げさなタイトルですが、この言葉、少し言葉足らずですね。
災い転じて福となすには、福を呼び込む努力を惜しまないことが必要です。
それと、福となるまで諦めないことも大切です。
たとえば、撮影に行った先で、絶好のチャンスを逃してしまう時があります。
光芒などがそうですね。
一瞬の光が雲間から射した時、このチャンスを逃してしまう場合があります。
そんな時、あなたならどう思うでしょうか?
すっかり、雲間からなくなって光芒は二度と出てこない…
あるいは、撮影地についたら土砂降りの雨。
全く晴れる様子が無く、ドンドン雲行きは怪しくなってきた時、
あなたならどう思うでしょうか?
私ならこう思います。
今日一枚必ず撮らないとならない、そのチャンスを掴むまで諦めない。
他の撮影地に移動するか、待つか。
今できる可能性の全てを考えます。
多重露出か、長時間か、ストロボを使うのか?
現在の状況から考えられる全てを考えます。
どんな状況になったとしても、撮影に行けば必ず一枚作品はできる。
そう確信をしています。
作品とは何か。
自分自身が納得できる基準をクリアしたものを私は作品だと思っています。
ですから、基準をクリアできなければ、クリアできる作品が撮れるまで続けます。
逆に言うと、撮れた時はそれほど深追いしません。
なぜでしょうか。
答えは、毎日撮影するからです。
たとえば、九十九里で撮影をして目一杯撮影をしたとします。
2~3日後に、また行く気になりますか?
自分自身のモチーフを乱獲しないことも、写真を長く弛まず続けるコツです。
では、諦めない秘訣を伝授しますね。
それは、必ず一枚は作品が撮れるのだと、確信することです。
しかし、努力は必要です。
先に上げたようにあらゆる方法、機会を捉え行動する。
これも大切なことですね。