モチベーションとは「やる氣」のことですが、最近になって、特にモチベーションを上げる方法、成功するために目標を明確にする方法などが各方面で記述されていますが、本来好きなことにモチベーションなど必要はありません。
なぜなら、好きな事をしているときは、それに没頭していてモチベーションなど意識することもないからです。これを、日本では「三昧(ざんまい)の境地」といっています。実はこの境地、最も気持ちがいいのです。この気持ちよさは他に例えようがなく、人が感じる快楽の最上級レベルと言われています。スポーツで最近言われるようになった「ゾーンに入っている」という状態が、まさにそれです。
ところが、趣味の世界であっても悩む人がが多く、中には悩むことが趣味(?)のような人もいます。結局、やる氣とは懸命に熱意を持って取り組むことであり、技術や方法論ではないはず、しかしながら、思ったようにうまく作品ができない時や、デジタルで言えばレタッチが思うようにできないと、モチベーションが低下して、ドンドン悪循環に陥ってしまうことがあります。
例えば、健康な人はどうしたら健康になるかを考えない。なぜなら健康であるのに健康を気にする必要がなく、むしろ気にすることで健康を害することが多い。つまり、健康になることを意識するという事と同時に、不健康なことに意識を集中してしまうからです。
写真だけでなく、すべての意味で理想の実現を可能にするのはイメージ力です。常にうまくいっている自己像をイメージし続けることで、思い通りになります。これは、私自身実証済みですから、ぜひとも実践してみてください。
もちろん、イメージだけで何も努力をしなければ実現するはずはないので、積極的に行動することが肝心です。撮影であればドンドン写真を撮りに行く、レタッチであれば試行錯誤を徹底的に繰り返し、分からなければ、本やネットで調べたり、理解できている友人に聞いてみる、写真教室で講師に質問してみるなど、色々あるはずです。
積極的に行動している人は成功への磁力が生じてきます。この磁力を発することでイメージが更に明確に形作られていきます。ぜひとも実践して見てください。
最後に繰り返しになりますが、出来ている自分を確実にイメージしてからことにあたってください。決して中途半端な気持ちで行動しても結果はついてきません。
皆さんがドンドンいい作品を撮れるための動画やブログでこれからもコメントしていきますので、ともに楽しみながら成長しましょう。